磐城
砲艦
排水量
常備 656t
長さ
46.9m
全幅
7.88m
喫水
3.9m
機関
1軸レシプロ, 590ihp
燃料
石炭 107t
速力
10.5ノット
兵装
15cm砲 1門, 12cm砲 1門, 12ポンド砲 2門, 四連装ノルデンフェルド機関銃 3挺
乗員
112
艦名
計画
建造
起工
進水
竣工
本籍
磐城
Banjo
明10
横須賀造船所
1877. 2
1878. 7
1880. 7. 5
佐世保
1898. 3.21
二等砲艦
1907. 7.12 除籍
1913 売却
明治初期、日本は軍艦の国産にすでに着手していたとはいえ、その設計はほとんどお雇い外国人によるものだった。その状況からの脱却を目指して建造されたのが
磐城
である。原形となったのは砲艦
天城
で、その設計を参考にして横須賀造船所が独自に設計したのが
磐城
である。木製の船体、三檣の帆走設備を持ち、レシプロエンジンを搭載し、クルップ砲を装備したその形態はまったく保守的なもので、新味といっても何もない。しかし日本がまったく日本だけの手ではじめて計画建造したとあっては前例墨守も止むを得なかったろう。
磐城
は竣工からしばらくの間は常備小艦隊に編入されて警備任務などについていたが、明治22年に役務を測量艦に指定され(類別としての測量艦ができるのはずっと後年)、以後日清戦争を経て日露戦争後に至る艦歴のほとんどすべてを測量のために過ごした。明治40年除籍され、しばらくは雑役船として用いられていたが明治45年に売却された。
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Copyright © Hiroshi Nishida (
Misohito
), 1999.